お菓子がごはん代わり・・! ?
ジャンクフードは悪い

お菓子が主食というアイドルがいます。ハードなタレント業で「お菓子がごはん代わり」では身体が持つはずがないと思うのですが。バッグにお菓子を忍ばせている中高生も多いようです。近頃はミニサイズがヒットしていますが、もう少し食べたいなぁ・・・と二つ三つと手が出て逆効果になりかねません。お菓子の主成分は砂糖、油脂、でんぷんの三大脂肪素。スリムな体にこだわる割には、お菓子だけは止められず、誤った減量法に走る人が多く、そういう人は一見痩せていても中身は筋肉なしのプヨプヨ、内臓脂肪が多い隠れ肥満なのです。生活習慣病になりやすいばかりか、特に女子はホルモンのバランスを崩し、骨粗鬆症、無月経、不妊症等に繋がります。思春期の間違った食習慣がこれからの人生を左右してしまう恐れがあるのです。
スーパーモデルと言われる人達のほとんどは、バランスのとれた食事をし、運動を欠かさず、徹底した自己管理により健康的で美しいプロポーションを保っています。一日三食きちんと食べ、無駄な間食はせず、散歩やダンベル体操等を毎日三〇分でも続ければ、彼女達のように、とはいかなくても十分に効果はあります。筋肉量が多ければ、寝ている間にも脂肪は燃えます。食欲を必死で我慢するより、気持ち良く汗をかいて健康的にやせる方が精神的にも肉体的にも効果が高いはずです。表面積だけにこだわらず、容積のギュッと詰まったスリムな身体を目指しましょう。ごはんを食べる（食事を摂る）事は、身体、生命を維持するエネルギーを摂り込む重要な作業なのです。ジャンキーな食物は、質の悪いガソリンの様なもので、燃費が悪いばかりか車そのものをダメにしてしまいます。お菓子はお菓子、ごはんの代わりにはならないのです。質、量、時間を考え、身体に美味しい食事をしましょう。