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No.12


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阪神大震災忘れないで
震災から4年が経ちました。後に病気で亡くなった方や自殺された方を含めると死者六千人以上、家屋崩壊、焼失など、被害状況は想像を遥かに越えものでした。その被災者の中には大勢の障害者市民もいました。がれきやガラスの破片の散在する中を盲人や車椅子の方が逃げ出すのは容易な事ではなかったはずです。命が助かったとしても避難所や仮設住宅はとても障害者が使えるものではありませんでした。やむなく半壊の自宅で生活しなければならなかったり、聾唖者や盲人には情報が届かなかったり、測り知れない苦難を強いられたのです。

こうした状況の中で障害者自らの手で発足したのが「夢・風・10億円基金」です。10年間に一万円を提供して下さる方を10万人募っています。募金は障害者専用作業所の建設に低金利で貸し出されるなど、障害者の自立を推進するために遣われ運用されています。既に1億円は突破しましたが目標の10億円にはまだ遠い道のりです。本来なら福祉については行政がやるべきです。

だからといって行政に任せて何もしないのは考えものです。困っている人を助けるのは人として当り前の行為です。シーエフ社ももちろん参加しています。一過性の募金が多い中で阪神大震災を忘れない為にも継続する事は有意義だと思います。

お問合せ先
民間障害者市民復興計画委員会・事務局
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