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No.10
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止めようジャンクフード
ジャンク育ちはキレる
蝕まれる精神と体 現代の子供達は生まれた時から周りにジャンクフードやインスタント食品が溢れ、食生活に深く入り込んでいます。その結果、慢性的な栄養不足や生活習慣病を引き起こしています。疲れやすい、肥満、アレルギーなどの肉体的症状に比べて、本人も気付きにくいのが精神的症状です。加工食品に不足しているビタミンは、体の機能を円滑にする働きと共に神経の機能を正常に保つ働きがあります。その為、不足すると情緒不安定や神経過敏を生じ、ストレスに弱くなります。中高生に健康アンケートを採ると、体がだるい、疲れやすい、肩がこる等と共に、イライラする、人と話すのがいや、大声を出したくなる等の精神的不快を訴えています。近頃、子供達がキレるのは、現代の食生活の産物ではないでしょうか。心の症状は身体の症状より先に表われますが、それ自体に気付かないどころか、原因が食生活にあると気付く人はあまりいないでしょう。間違った食生活を改めない限り、身体だけでなく、精神すなわち人間性までも破壊してしまう恐れがあるのです。各々が食の自立を図り、健康を自ら守らなければ、この深刻な現代病からは抜け出せません。アメリカでは二十年ほど前から官民合同で、賢い買い物法、料理法、食べ方を学習するフードチョイス運動を実施しており、デンマークでは、身体に良い物の値段は低く、嗜好品などの値段は高く設定するなど、国を挙げて食生活の改善に取り組んでいます。我が国も一刻も早く真の豊かな食生活を身につけたいものです。今一度、自分の健康状態と食生活を振り返って下さい。スポーツも健康も賢く食べて勝ちとりましょう。吉田 |
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