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No.04


止めようジャンクフード

ジャンクフード
手軽な食事やおやつが横行しています。そのほとんどがジャンクフードと呼ばれるものです。栄養的には高タンパク、高脂肪、高糖分であり、ビタミン、ミネラルや食物繊維をほとんど含まず、食感的には柔らかく、味付けの濃いものばかりです。また、コストを下げるために農薬や成長ホルモン、抗生物質が使用された原料を用い、さらに加工する時に食品添加物を使用します。

当然、体に良いはずがありません。高度成長期に添加物漬けで育った世代が子供を産み、そしてその子供にジャンクフードを食べさせる。考えるだけでも恐ろしいことです。子供の頃から食べているものを、おいしいものとして認識するのですから、現代の子供達は当然のように食べ続けるのです。そして、その次の世代も・・・。

ジャンクフードの害は健康を蝕むことです。これらを常食していると、情緒不安定でいつもイライラし、無気力になりがちです。また、骨や歯が脆くなり、アトピーから始まるアレルギーマーチにかかったり、肥満や成人病、視覚・味覚異常の原因ともなります。「食原病」という言葉が生まれ、今では普通に使われるようになりました。

一流のアスリートを目指すには、まず、日頃の食事に気を配ることから始めましょう。また、指導者や家族は、確かな知識を持って食事の指導にあたってください。
(小林)