Seria Net
No.03


鉄の重要性と貧血対策
鉄分はカルシウムと同様に大切な栄養素のひとつ

原因
1 摂取不足  吸収されにくいので、食欲不振や偏食、誤ったダイエットなどによって起る。また、シュウ酸、フィチン酸、タンニンなど吸収阻害因子が原因となる。
2 需要増加  通常、体重1s当り60r保有する計算になり、成長期、妊娠、練習による筋肉の増強時に増大。
3 排出の増加 外傷、消化器などの潰瘍、痔などの疾患や、生理、妊娠・授乳、スポーツによる過度の発汗がこれに当る。例えば、血液1髓の鉄の量は約0.5r。わずか10驍フ出血によって、五日分の吸収量を損失することになる。また、スポーツ選手は、一般の人の約二倍を汗で失っている。

その他の貧血

巨赤芽球性貧血(悪性貧血) ビタミンB12と葉酸の欠乏により起る
再生不良性貧血 骨髄の血球再生能力の低下によって起る
溶血性貧血 赤血球の破壊が、スポーツや薬物で起る
続発性貧血 感染症などにより代謝が阻害されて起る。

鉄の種類
二つのタイプが有る。ひとつは畜肉、レバーなどの臓物、血液などを原料とする動物性食品に含まれるヘム鉄。もうひとつは、野菜、海草などの植物性食品に多く含まれる非ヘム鉄。(アサリなど貝類や貯蔵鉄のフェリチン、医薬品の化学合成の鉄剤も非ヘム鉄である。)それぞれの特性は次の通り。
ヘム鉄
ヘモグロビン由来の天然加工品 吸収阻害無し お茶、コーヒーなどと一緒に食べてもよい 吸収率15〜25% 副作用無し。
非ヘム鉄
化学薬品由来の鉄化合物(硫酸第一鉄、ピロリン酸鉄)フェリチン(ヒ臓・肝臓由来の天然加工品)吸収阻害 タンニン、シュウ酸などの影響を受ける 吸収率5〜8%副作用 悪心、胸やけ、消化器障害、下痢、便秘など(但し、フェリチンには無い)

吸収促進と阻害
食事から摂る場合、非ヘム鉄の吸収をよくすることが大切。そこで、促進、阻害物質を含む食品を知っておくことが重要である。上手に組み合わせたり、食べるタイミングを外したりすることにより、食生活の改善ができる。それぞれを次にあげるので、参考にしてほしい。
@ 促進物質 ビタミンC(セリアC、レモン、イチゴ)クエン酸(梅果汁、梅干し、レモン)乳酸(ヨーグルト、ヤクルト)果糖(果物、ハチミツ)リコピン
A 阻害物質 リン酸(牛乳、卵黄)シュウ酸(ほうれん草、竹の子)タンニン(緑茶、ウーロン茶)炭酸(コーラ、ソーダ)フィチン酸(穀物)

セリアFeの利用
国産の良質のヘム鉄を主原料にし、葉酸やビタミンB12を含むビタミンB群七種類をバランス良く加え、造血を強化。整腸を助ける栄養価の高いビール酵母を加え、エネルギーを作るときに必要なビタミンB群をアメリカの摂取勧告量の約二倍摂れる設計である。安全で最高品質の成分を採用することにより、からだにやさしく、効果的に働きかける。