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花粉症  予防と対策

花粉症とは

◆ 三人に一人がアレルギーの時代 ◆
厚生省の調査結果によれば、1年間に何らかのアレルギー症状を自覚した人は約 にも及びました。なかでも花粉症を疑わせる鼻と目の症状を持つ人が と最も多いことがわかります。
◆ 花粉症はなぜ増えたのか  ◆
今まで何ともなかった人が、ある日突然花粉症になったり、アトピー性皮膚炎になることが最近目立っています。若い世代に限っていえば の人がこの病気にかかっているともいわれています。
・スギの適齢期 今から20年程前に植林されたスギが適齢期を迎え、
 飛散する花粉の量が増加している。スギは花粉症一番の原因植物。
・都市化  街はコンクリートやアスファルトに覆われ、住居はサッシなどで密閉性が高くなり、
 花粉が滞留しやすくなっている。また、大気の汚染も急増の原因。
・食生活の変化 高たんぱく食、高脂肪食、砂糖のとりすぎがアレルギー体質を作るといわれています。ハンバーガー、フライドチキン、コーラなどが代表している欧米化された簡易な食事(ジャンクフード)がその例。
・この他にはストレスの増加なども原因と考えられます。
◆ 花粉症の四大症状 ◆
・くしゃみ  連続7〜8回かそれ以上。
・鼻水 サラサラで、いつまでも出てくる。
・鼻づまり ひどい場合には両方の鼻がつまっ て、まったく鼻から息をすることができない状態に。
・目のかゆみ 擦れば擦るほど、かゆみがひどくなり、涙がぼろぼろ出る。
この他に、のどのかゆみ、発作的なせき、耳のかゆみ、消化不良、食欲不振などの症状があらわれます。
◆ 花粉の多い日、多い時間 ◆
天気がよく、風の強い日
雨の日の翌日
1日のうちでは、朝6時ごろから午後3時。特に正午から午後3時がピーク。

◆ 花粉症のおこるメカニズム ◆
花粉が鼻や目の粘膜から、からだの中に入る。リンパ球のB細胞が抗体(ミサイル)をつくり攻撃する。花粉専用のミサイル
このミサイルの形をリンパ球のヘルパーT細胞が記憶する。
再び、花粉が鼻や目の粘膜から、からだの中に入る。
ヘルパーT細胞が記憶を基に、B細胞に抗体(ミサイル)をつくらせて攻撃させる。
このとき抗体が肥満細胞に付着する。
肥満細胞に付着した抗体に花粉が付着する。
肥満細胞からヒスタミンなどの刺激物質が放出される。
鼻や目の粘膜に刺激がおこる。

予防と対策

◆ セルフ・ケアとメディカル・ケア ◆
セルフ・ケアとは、自分や家族が、家庭で出来ることです。例えば、マスクをすることで花粉に極力触れないようにしたり、入浴をこまめにするなどといったことです。また、花粉の情報に詳しくなることや花粉症のアレルギー日記をつけるのも大切です。

メディカル・ケアとは、医師の診断を受けたり、薬を使って対処することです。医師の診断を受ける前に「花粉症問診表」に記入して、それを持参するのが良いでしょう。 セルフ・ケアとメディカル・ケアのどちらが欠けても、花粉症から逃れることはできません。

◆ サプライズの効果 ◆
メディカル・ケアのひとつとして、シーエフでは『セリア サプライズ』をおすすめしています。サプライズには、次にあげる各成分が含まれています。これらは、体内の脂質をエネルギー源としてうまく利用するために相乗的に働くようバランスを整えてあります。競技中の呼吸をスムーズにする働きもあり、花粉症にも有効です。
1. HA(ドコサヘキサエン酸) 
2. EPA(エイコサペンタエン酸)
ともに多価不飽和脂肪酸の仲間です。花粉症などのアレルギー反応をひきおこす、抗体のつくり過ぎを抑える働きをします。
毎日きちんと補給することが大切。
3. ベータ・カロチン
からだの中で、必要な分だけビタミンAにかえられます。ビタミンAは、鼻やのどの粘膜を保護しているムチンというネバネバした物質をつくります。これは、花粉やカゼのウイルスなどがからだの中に入ってくるのを防ぎます。また、抗酸化ビタミンとして働き、スポーツなどで増加する活性酸素を取り除いて、からだの免疫機能などを正常に保ちます。
4. ビタミンE
ベータ・カロチンの働きを正常に保ち、皮膚を丈夫にして、花粉症やカゼの予防に役立ちます。
5. MCT(中鎖脂肪)
肝臓に負担をかけずにスムーズにエネルギーに変え、食事から摂り過ぎた脂肪の燃焼を助けます。
これらの成分がバランス良く含まれているのが、『セリア サプライズ』です。
1日わずか9〜15球で1〜5までの成分が必要量補えます。

ワンポイント・アドバイス
セリア サプライズ』は食品ですから、ゆるやかに体調を整えていきます。花粉症になってから慌てて食べるのではなく、花粉が飛び始める2週間前から食べるようにしてください。もうすでに症状が出ている方は、ステロイド剤や抗ヒスタミン剤を上手に使って、当面の症状を抑えながらサプライズを食べて下さい。また、いま花粉症とは無縁の方も、いつ自分がかかるか分かりません。普段から気を付けて、花粉症とは縁遠いからだをつくりましょう。少量ずつでも年間を通して食べ続けていただくのが、より良い方法です。
◆それでもひどいという方に◆
医師の診断を受けてから、減感作療法にチャレンジしてみてはいかがでしょうか  原因植物のエキスを薄めたものを少しずつ、からだの中に注入していく方法で自分の抵抗力を高めて花粉症にかからなくするのが目的です。しかし、はじめのうちの通院回数が多いことや治療に3〜5年かかること、途中で中止してしまうと二度とこの療法が出来なくなるなど制約が多いので、重症の人に限られます。

予防と対策には、しっかりした自己管理とそれを支えるスタッフが必要です。アレルギーはもちろん、体調不良など、一人で悩まずにシーエフのスタッフにお気軽にご相談下さい。親身になって、親切丁寧にお答えします。
( 小林 )