2024年5月21日
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皆さん、お元気ですか。
レース直後、電光掲示板に結果が映し出されるようになりましたね。
そして、ほぼ同時にインターネット上にも公開されます。
勝敗の行方をヤキモキしながら待っていた掲示板前の、あの人混みが懐かしいです(笑)
今も一応、張り出されてはいるのですが人影はまばらです。
ゴール直後、一斉にスマホを操作する観客席に社会変容の一端を見た気がしています。
◆◇本日のメニュー◇◆
1 大会前の免疫力アップ作戦!
2 セリアスタッフの舞台裏【セリアユーザー選手の活躍】
3 陸上雑感【同級生】
大会直前や当日になって体調不良見舞われ、棄権する選手が目立って増えています。
そうならないように気をつけましょう。
大会前の免疫力アップ作戦!
◆今、感染症が増えている◆
今月に入って体調不良で棄権した選手と監督のお話から感染症が原因となっていたケースが多いことが分かりました。発熱・嘔吐・下痢・倦怠感・頭痛などの症状から受診後に判明し、5月なのに風邪やインフルエンザにかかってしまった選手が多く、なかには感染性の腸炎やリンパ管炎という選手もいました。
どうやら免疫力の低下が、その一因と考えられます。
◆適度な運動→免疫力がアップする◆
ランナーは免疫力が高い。そう思っている方が多いと思います。
たしかに適度な運動なら免疫力はアップするし、適度な運動を継続することによっても高まることは確かです。
実際、運動習慣が身に付くことによって粘膜中の免疫物質の分泌量が増え、分泌速度までもが早くなることは良く知られています。
ただし、これはあくまで適度な運動習慣によるものであって激しい運動やランニング後は状況が異なります。
◆高強度の走り込み→免疫力が低下する◆
高強度のトレーニングや走り込みのあと、免疫力は著しく低下します。また、その強度が高ければ高いほど、免疫力の回復にも時間を要します。
そのような練習直後は感染症のリスクが高いことを覚えておきましょう。
走り終えたらすぐに着替えて、うがい・手洗いを行いましょう!
カラダを冷やすと一気に免疫力が下がるので、汗をかいたままダラダラしないこと!
また、試合に向けて研ぎ澄ましたランナーなら、その1ヶ月前から免疫力が低下し始めます。
そして試合の当日を前後して、一番低い状態を迎えます。
レースで全力を出し切ったカラダはいちばん危険なのです。
免疫力が低下しきった状態からの回復には最低でも1~2週間はかかると言われています。
つまり、この大会前後の6週間は感染症のリスクが高いため、対策を施す必要があるのです。
◆大会前、こんな症状が出たら要注意!◆
大会まで4週間を切ったら、カラダの状態を注意深く観察しましょう。もし、次のような症状が出ていたら早めの対処をお願いします。
- やたらとノドが乾く
- 疲れが抜けきれない
- 食欲がない
- 眠れない
- 寝起きが悪い
- お腹の調子が悪い
ノドに渇きを覚えるようなら、免疫力の低下が考えられます。
また、ヒトのお腹(小腸)は免疫の砦(とりで)です。
お腹の調子と免疫力は連動しています。
だから、お腹の不調は免疫力低下のサインなのです。
◆大会前後6週間の免疫強化作戦◆
免疫力が低下し、感染症のリスクが高まる大会前後の6週間に行ってほしいコンディショニングは次の通りです。- 規則正しい生活の徹底(自律神経系・内分泌系を良好に保つため)
- 休養・息抜き・気晴らしなどのリラクゼーションの実施(副交感神経を優位にし、免疫力を高めるため)
- 免疫力を高める栄養の摂取(ビタミンA、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、亜鉛の摂取)
- うがい・手洗いの徹底
とくに近年、私たちのもとにも大会前のコンディショニングと栄養摂取に関するご相談が増えています。
また、実際に多くのチームがサプリメントの摂取による感染症予防に努めていらっしゃいます。
::: セリアスタッフの舞台裏【セリアユーザー選手の活躍】 :::
先週は各地の都・県総体でセリアユーザー選手たちが大活躍!地区大会進出を決めた選手、自己ベストを更新された選手の皆さん。
おめでとうございます!
中には総体に至るまで順風満帆ではない方もいらっしゃいました。
春のレースで悉くペースダウンしてしまった選手、
貧血で思うように走れなかった選手、
蓄積疲労で腹痛に悩まされた選手等々。
各々が抱える課題を克服し、ここ一番で力を発揮しました。
「セリアのおかげです。」
そう言ってくださった方もいて、私自身も本当に嬉しい限りです。
一方で、本来の力を発揮できず悔しい思いをした選手もいました。
そういう選手が1人でも減るように、今後も皆さんのサポートを続けます。
(山内)
::: 陸上雑感【同級生】 :::
学生時代の同級生と会った。彼は映えある農大応援団長だった。
ほんとうにカッコよかった!
あれから40年・・・。
今なお、母校を愛し、活動を続けているという。
箱根駅伝予選会はもちろん、全日本大学駅伝の予選の応援も欠かさない。
仕事柄、少々複雑な立場で見守る私とは違い、一途に、堂々と今なお母校の応援をし続ける彼が羨ましかった。
(山根)
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保護者会栄養指導のシーズンも終盤に差し掛かりました。
来週もあなたのチームを訪ねます!
どうぞ、よろしく!!
では、また来週。
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