皆さん、お元気ですか。

週末は各地とも、まずまずの気象条件に恵まれたようです。

シーズンが始まったばかりだというのに好記録続出の知らせには驚きました。

応援の制限も緩和され、たくさんの声援に包まれたことが選手を後押ししたのかもしれませんね。

皆さんは、思い通りに走れましたでしょうか？

良い状態でシーズンが過ごせますようセリア通信をしっかり読んで体調管理に努めましょう！

◆◇本日のメニュー◇◆

1. 腸活のススメ①　小腸の役割
2. セリアスタッフの舞台裏【こんな方は要注意】
3. 陸上雑感【ストライド】

シーズンが始まった今だからこそおさえておきたい腸活についてのお話です。

腸活のススメ①　小腸の役割

◆①栄養の吸収◆

小腸は胃で柔らかくされた食べ物から栄養を吸収し、血液へと取り込む器官です。

糖質・脂質・タンパク質・ビタミン・ミネラルなどを小腸内壁のヒダが余すことなく受け止めて取り込み、ヒトの場合は約９０％もの栄養がココから吸収されるのです。

そのため小腸の広さはテニスコート１面分にも達するとも言われています。

ですから栄養の吸収が思うようにいかなかったり、食べているのにトラブルが多い方は小腸の不調を疑ってみましょう

• いつも消化不良を起こしている方
• 貧血や故障が治りにくい方
• カラダが育たない方
• 疲れがとれない方etc.

このような症状にお悩みの方には腸活をオススメします。

私たちのカラダに備わっている一番の免疫器官は小腸なんです。

小腸はつねに最前線で攻撃をしかけてくる菌やウイルスから体を守っています。

ヒトの鼻や口などから侵入し、胃酸にも耐え抜いた菌やウイルスは小腸の腸壁にあるパイエル板に取り込まれます。

そこでカラダに害を及ぼすものと、そうでないものを選り分け、「病原体侵入」の情報を瞬時に免疫物質に伝えると同時に全身の免疫力を高めてくれるのです。

• 病気にかかりやすい方
• アトピーや花粉症などでお困りの方
• 体調不良が続きやすい方etc.

このような方もまず、腸活を始めてみましょう。

◆③ココロとおなかの安定◆

脳は各組織と連携をとって、健やかな生命活動を保持しています。

なかでも腸との関係は密接で、お互いに影響を及ぼしながら体調を整えています。

脳（ココロ・気分）と生命活動（腸）の両方に影響を与える神経伝達物質にセロトニンがあります。

これはココロを落ち着かせ、穏やかにすると同時に腸の活動を活発にさせるホルモンです。

この分泌バランスが崩れると不安・イライラがおとずれ、同時に便秘・下痢などの諸症状を発症します。

• ストレスが多い方
• お腹の調子が不安定な方
• 寝ているのに日中に眠くなりやすい方etc.

こんな症状にお悩みの方もまずは腸活から始めてみましょう。

◆思い当たる方へ◆

①～③のどれか1つでも思い当たった方は”腸活”を始めましょう。

だからといってすぐにヨーグルトを食べようとか、食物繊維や発酵食品を食べようというのではありません。

正しい”腸活”はまず、その下地を作らなければなりません。

それが何と”やってはいけないことを止めること”だったのです。

じつは山さんも、千葉県いすみ市の田舎に移住して、食環境が変わったことで知らず知らずのうちに”やってはいけないこと”をやらなくなりました。

その結果、幼少時代から悩まされてきたアトピー性皮膚炎が完治したのです。

その理由が”腸活”にあったと言っても過言ではありません。

”腸活”の下地をつくる”やってはいけないことを止めること”

これについては次週、ご紹介しますね。

どうぞお楽しみに。