2023年2月21日
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皆さん、お元気ですか。
さて、皆さんはカラダの”反射”って、ご存知ですか?
あなたがランニング中、不意に石ころを踏んだとしますね。
その瞬間にカラダが勝手に反応して転ばないように
体制を整えようとするはずです。
この反応が反射です。
とっさに発生した危機への対処は
脳に判断をゆだねる余裕がありません。
ですから脊髄(せきずい)で素早く処理され、
即座に指令が送られ危険を避ける仕組みとなっているのです。
脳を介さない反応だから
勝手に反応するかのような印象を持つようですね。
思っていた以上に熱いものを口に含んだり、
熱いお鍋を触ってしまったり、
あなたにも反射のおかげで
危機を逃れたご経験があるはずです(笑)
ところで、クロカンや不整地でのトレーニングでも
足元を滑らせてしまったり、木の根っこにつまづきながらも
この反射のおかげで、どうにかこうにか事なきを得たという方も少なくないでしょう。
でも、その前に危険も潜んでいると頭に入れておくほうがなお安全です。
事前に予測していればカラダが対処法を備えてくれるからです。
それが事故を未然に防ぐことに繋がります。
用心に勝る備えはありませんから・・・。
◆◇本日のメニュー◇◆
1 シーズンインに向けた食事 その1
2 セリアスタッフの舞台裏【ちょっと反省】
3 陸上雑感【220-年齢とは?】
代謝が活発な今は
カラダづくりに最適な季節です。
このタイミングを逃さず上手に活かして
研ぎ澄まされたカラダでシーズンを迎えましょう。
シーズンインに向けた食事 その1
◆代謝が活発ということは◆
基礎代謝とは、
生きていくために必要な
最低限のエネルギーのことです。
代謝が高いということは
生きていくためのエネルギーを
たくさん必要としていることに他なりません。
だから、この時期の無理なダイエットは止めましょう。
◆たった1回でもダメージに◆
もし、この時期に
食事を簡単に済ませたり、
欠食してしまったら、どうなるでしょう?
あっという間に筋肉や血液、
骨、皮膚、内臓にまで
栄養不足の影響が及んで
カラダが疲れ、弱ってしまいます。
代謝が高く、多くのエネルギーを必要としているため、
たった1回の食事をおろそかにするだけで
ダメージとなってしまうのです。
◆絶好調が一転して絶不調に◆
つい先日まで絶好調だった選手が
翌週には絶不調におちいってしまった。
そんなケースが、この季節には多く見られます。
春は代謝が高い+しかもよく走れている状態=エネルギー消費量が増大する
ということを覚えておいてほしいのです。
「春は眠い」などと言いますが、
これは疲れの症状です。
食事や休養が不十分で
疲れているのではないでしょうか。
◆血液を調べてみると◆
突然、不調に陥った選手の血液検査結果を調べてみると
筋肉等の組織破壊の数値が高く、
内臓にも疲労が見られます。
決して貧血ではないのですが、
フェリチンや血清鉄などの貯蔵鉄の
低下が著しいケースが少なくありません。
カラダの要求に見合ったエネルギー補給、
栄養補給がなされなかったために
消耗したのだと思われます。
◆朝昼晩の食事が何より大切◆
あとひと月もすれば
記録会や競技会が始まります。
せっかく鍛え上げたカラダを無駄にしないよう
食生活を今一度、正しましょう。
春は代謝が高いからこそ、
しっかり食べる必要があるのです。
このことはぜひ、覚えておいて下さいね。
そして栄養バランスを整える最善策は
毎日の食生活を正すことです。
朝・昼・晩の食事を充実させ、
1日に必要な栄養が
十分摂れるようにしましょう。
ポイントは品数です。
一汁一菜よりも
一汁二菜、
一汁三菜・・・。
そうすることで栄養バランスは
自ずと整いやすくなることでしょう。
代謝の高い春だから、品数豊富な食卓にしましょう!
::: セリアスタッフの舞台裏【ちょっと反省】 :::
今年の目標であるウルトラマラソンのレースまで
あと3週間となりました。
食事はもちろん、セリアも活用することで
ケガ等なく今に至っています。
先週末も朝4時半から26kmジョグ。
体内のグリコーゲンが枯渇している状態でゆっくり走ることで、
体脂肪をエネルギーとして使う能力を高めるのが目的です。
ところが15km地点で集団ジョグしている
某大学チームさんとすれ違ったことでテンションが上がり
残り11kmはハイペースに。
これでは体脂肪ではなく、
筋肉と血液を削ってエネルギーにしてしまうので
貧血や故障の原因になってしまいます。
大会が近いだけにもっと気をつけないといけないと反省しました。
残り3週間、気をつけて過ごします。
(山内)
::: 陸上雑感【220-年齢とは?】 :::
これは最大心拍数の計算式です。
もし、あなたが18歳だとしたら、
最大心拍数=220-18=202となります。
皆さんはこの数値、どう思いますか?
皆さんのようなランナーが
走ることだけで
ここまで上げるのは
かなり難しいとされています。
では、どのようにして上げたら良いのでしょう?
ぜひ、この機会にあれこれトレーニング法を考えてみて下さい。
自分で調べたり考えてみると、先生やコーチの練習法への理解が深まることでしょう。
(山根)
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世界クロカンが開催された豪州バサーストは
山さんのホストファミリーが暮らすウッドストックから、すぐのところです。
行きたかったなぁ・・・。
では、また来週。
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