「貧血」~その取組と成果~【セリア通信vol.645】

2020年1月7日

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新年おめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。
       
◆◇本日のメニュー◇◆

1 「貧血」~その取組と成果~
2 山内の「なんでだろう!?」
3 今週のアクション【生活のリズムを整える】

とある高校生男子長距離選手が貧血を改善するまでに辿った道を4週にわたってご紹介します!

「貧血」~その取組と成果~

◆先生からのご相談◆

高校陸上長距離界を牽引するトップチームの先生から、ご相談がありました。
エースに貧血の疑いがあると言うのです。
練習は順調だったにもかかわらず大舞台で失速したことからそう疑ったようです。

◆好調の先にあるもの◆

好調時のランナーにかかる負荷の大きさは計り知れません。
もし、あなたが人生最速で走ったなら、カラダに及ぼすダメージは人生最大となるでしょう。
この選手の場合にも同じことが言えました。
絶好調が故に大きな負荷がかかり血液破壊が助長されたのです。

◆中高生ランナーの貧血◆

中高生全体で見ても約40%は貧血と言われています。
ランナーやましてや女子の潜在的な貧血はこれよりも多くなるのは必至です。
その理由は次の通りです。

1、栄養需要の増加
2、食事栄養の供給不足
3、肉体的ダメージの増加

走り始めて間もない選手は競技能力ばかりが開発されカラダの発達が追い付きません。
その歪みが誘因となり貧血を招きます。

◆その解説◆

中学生から高校生にかけては持久力にのみ顕著な成長が見られます。
「走っただけ、速くなる」年頃と言えるでしょう。
一方で臓器や筋肉、骨はまだ発達途上にあるため外からの圧力や影響に対して脆いのです。
持久力のみが発達してしまった場合、そのダメージを受け止めきれず、血液破壊が亢進します。

このように中高生ランナーに貧血が多いのは発達著しい競技能力をカラダが支え切れないからなのです。

◆あてはめて考える◆

この選手は極めて高い競技力を有していました。
恐らく誰もが大舞台での活躍を信じていたことでしょう。
それが仇となったのかも知れません。
先生の気付きが早かったため大事には至りませんでした。

次週はどうやって貧血を改善したのか。
そのプロセスを詳細にご紹介します。

◆セリアはこちら◆ http://www.cf-seria.com/

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::: 山内の「なんでだろう!?」 :::

なんでだろう!?
そう、思うことってありませんか・・・?

授業中に眠くなるのは、なんでだろう!?
西洋人は少々寒くても薄着なのは、なんでだろう!?

知らなくても何の支障もないけれど、知っておくと世の中の見方が変わるような「なんでだろう!?」についてそのヒミツを探ってみます。

2020年セリア通信の新コーナーです。
私、山内が張り切って担当します。
どうぞ、お楽しみに!!! 
(山内)

::: 今週のアクション :::

冬休み真っ只中の皆さん、お正月だからと気を抜いてだらだら過ごしていませんか!?
練習再開時に辛い思いをするのはあなたですよ!
そこで山さんから提案です。
たった今から規則正しい生活を送りましょう。
生活のリズムが一定になれば、カラダはみるみる元気になるんです!!!
まずは一週間トライしてみましょう。

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お餅の食べ過ぎで体重が増したあなた!
ダイエットには気をつけて下さいね。
無理するとカラダを傷めますから。
計画的にお願いします。

では、また来週。


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