2010年11月2日
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皆さん、こんにちは。お元気ですか?
この秋は本当に雨が多いですね。
台風が去って、やっと昨日は太陽が顔を出し、ホッとしました。
カラダの調子はいかがでしょうか?
トレーニングには適した気温になって来ましたから、調子も上向きになっているでしょうか?
トレーニングの質、量、共に充実してくると、それだけカラダを消費する事になりますから、回復、成長の為には栄養が必要です。
その為のタンパク質について、特集しています。
先週は「かまぼこ」を採りあげました。他にも魚の練り製品を色々紹介しましたね。
今週は、何が登場するでしょう? 早速読んでみましょう。
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│"ー"│ 簡単便利な高タンパク食《2》サケ(鮭)
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◇おにぎり〜変わり種の登場〜◇◆◇……・━━━…・┿
80年代初めにコンビニからツナマヨ(ツナとマヨネーズ入り)おにぎりが発売されました。ツナ缶ですらまだ新しかった時代。その組み合わせの発想には驚かされました。以来、具材もずいぶん様変わりして来ました。家庭で作るおにぎりでも、焼き肉、チャーシューをはじめ、特に最近の男子高校生に人気なのは唐マヨ(唐揚げマヨネーズ)だというから驚きです。
◇何故、サケだったのか?◇◆◇……・━━━…・┿
今の子供たちは味が濃くて脂っこいのが好きなんですね。成長期には油さえ甘く感じます。さらに香辛料が刺激となって止められない止まらない状態になります。唐マヨは子供には堪らない味なのかも知れません。一方、山さんが子供の頃、おにぎりの定番と言えば、梅干し、おかか、サケでした。塩っぱい梅干しでさえも今では懐かしいおふくろの味です。かつお節も好きだったし、サケなんか入っていたらもうご馳走気分でした。
シンプルな組み合わせなのに、何故あんなに旨かったのかなぁ・・・。
◇うま味成分=カラダづくりの栄養◇◆◇……・━━━…・┿
昔ながらのシンプルなおにぎりには、栄養学的にも色々な秘密が隠されています。ごはん、のり、塩、具材の組み合わせで、素晴らしい力を発揮していたのです。それぞれの相互作用で、うま味を増していたのですね。「うま味成分=カラダづくりの栄養」です。シンプルおにぎりには、カラダづくりのヒントが沢山あるはずです。
そこで簡単便利な高タンパク食として「サケのおにぎり」にスポットを当ててみましょう。
◇アミノ酸スコア100点満点!◇◆◇……・━━━…・┿
鮭には約20%ものタンパク質が含まれています。カラダに必要なアミノ酸の充足度を示すアミノ酸スコアは何と100点満点。しかも、消化吸収率も99%。牛肉や鶏肉より遥かに優れていて、これにまさるタンパク源はありません。アスリートには欠かせない食品と言えるでしょう。しかも、豊富なアミノ酸がご飯に足りないリジンを補ってくれます。塩鮭で何杯でもご飯食べられるのは山さんだけではないはずです。■リジン■ 体内で合成できない必須アミノ酸で、食品から摂取する必要がある。
タンパク質の吸収を促進させ、ブドウ糖の代謝やカルシウムの吸収など重要な働きを担う。
◇どんな料理とも相性バツグン◇◆◇……・━━━…・┿
アミノ酸バランスに優れ、旨味も濃く、鮭自体が旨味調味料と言えるほどです。主役にも脇役にもなるので、和食でも洋食でも、どんな料理にも相性バツグンです。生でも、焼いても、蒸しても、揚げても、鍋にもよし・・・こんな高タンパク食材は他にありません。さらに、干したり、燻製(くんせい)にもなりますから言うことありませんね。塩漬けなどの加工をして保存食になるのも特長です。数ある魚の中でもサケは保存に適しています。
これにも見逃せない秘密がありました。
◇赤い色=アスタキサンチン◇◆◇……・━━━…・┿
サケの肉は赤っぽいですよね。この色の正体はアスタキサンチンです。βカロチンなどと同じ天然色素。体内で活性酸素を抑え、動脈硬化を予防してくれる優れものです。また、さらにはDHA・EPAも豊富に含まれています。血液サラサラ効果はもちろん、脳血栓、心筋梗塞や老人性痴ほう予防にも効果があると言われています。回遊魚には、とんでもない距離を泳ぎ続ける力があります。サケを長距離選手と考えると、運動で発生する活性酸素から身を守り、動き続けても負担の少ないカラダにするために備わった栄養と言えるでしょう。ちなみにセリアサプライズは「βカロチン+ビタミンE+DHA・EPA」という組み合わせでサケ以上の脂質バランスを実現しています。
◇サケは栄養の宝庫◇◆◇……・━━━…・┿
鉄分、亜鉛、ビタミンB群、カルシウムにビタミンD・・・サケの栄養素を挙げるときりがありません。それが特有のうま味となっていることを是非、この機会に見直して下さい。皆さんのおにぎりにはサケが欠かせなくなることでしょう。パワー系のアスリートも、持久系のアスリートにもうってつけの食材だからです。
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私もサケは大好きです。
野菜やキノコと一緒にホイル焼きにすると、それぞれの旨味が出て美味しいんですよ〜。
包んで焼くだけですから簡単ですし。
こんなに栄養が詰まっている魚だったとは知りませんでした。
ますます好きになりそうです。
★山根氏のつぶやき☆★──────────────────────────────────☆
DHA・EPAが日本中で話題になったのは、約20年前に、鈴木平光著「魚を食べると頭が良くなる〜科学が解明したDHAの驚くべき効果!」(ワニ文庫)が出版されてからだ。
日本人の魚離れを何とかしたいという水産庁の要望から、食総研にいた著者と編集者が企画し出版に至ったそうだ。当時、セリア発売間もない私たちが総力を挙げて製品化したサプライズ。
その主成分としてDHA・EPAを選んだ。アスリートにとってはもちろん、日本人にとって将来絶対に必要な栄養だからといち早く採り入れた。実はこの編集者、私の従兄弟だったのである。
皆さんにも是非、読んで欲しい。
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DHAが世に知られるようになって、20年も経つんですね・・・
その後、花粉症予防に良い、と話題になって、それ以来、ずっと注目され続けている栄養素ですね。
せっかく日本は魚介類に恵まれているのですから、食べない手はありません。
でも、編集者の方が親戚だったなんて、奇遇ですねぇ。
旬のものは、その季節に必要な栄養を含んでいる、だからこそ、美味しく感じる・・・
とても有難い事だなぁ、と思います。ただし、正しい味覚が身についていないとダメです。
味が濃くないと、美味しく感じないとしたら要注意です。
旨味は濃い味に隠れてしまいますから、はじめは出来るだけ薄味にしておくようにしましょう。
足りなければ、あとで加えればイイのですから。
11月になりました。そう、今年もあと二ヶ月ですね。
やり残しの無いように、今からでも計画を立てて、2010年を精一杯有意義なものにしましょう!
その為にもコンディショニングは大切です。
どうか皆さん、風邪など引かないよう気をつけて、今週も元気にお過ごし下さいね。
それではまた来週。
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