2010年7月20日
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皆さん、こんにちは。
関東も梅雨明けしましたね。暑い暑い・・・
でも、西日本では各地で豪雨の被害が出ていますね。
本当に最近は局地的なゲリラ豪雨が多くて困ります。
皆さんには被害が及ばない事を祈っています。
さて、暑さ対策、していますか?
私はそうですねぇ・・・水分補給はもちろんですが、小さな保冷剤をてぬぐいに包んで、首の後ろに当たるように巻いています。
熱のこもる場所は幾つかありますが、ココは効果的です。
トレーニングでは汗を沢山かきますから、水分補給は絶対ですね。
でも、汗には水分の他にも色んな物が含まれています。
なめると塩辛いのは、塩分のせいですね。
汗で失われてしまう成分を補給するにはどうすれば・・・?
今日は、山さんと一緒に考えてみましょう。
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│"ー"│ 塩を摂ろう《1》夏の健康管理
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◇山さんの実家では◇◆◇……・━━━…・┿
私の父は、昨年までの50年間、金属加工業を営んでいました。家電製品やロケットや原子炉に使うような部品をメッキする(金属に金銀などの色づけをする)ときの治具(じぐ、通称ひっかけ)を製造し、その特殊技能が評価され、大会社の製品作りに携わっていました。皆さんがお使いの携帯電話もその治具で綺麗にメッキされているのです。◇100℃での作業◇◆◇……・━━━…・┿
バーナーを使うので、工場内はいつも熱風が渦巻いていました。しかも、最終工程では製品を100℃以上の高温乾燥機にかけます。暑いサウナの中での作業だと思って下さい。ただし、サウナとは違って湿気はありません。それでも丸々1日乾燥機を出入りするので、暑さ対策に塩をなめていたのです。
◇休憩は必ず◇◆◇……・━━━…・┿
工場での作業は安全第一です。朝晩には必ず打ち水。それだけでも工場周辺の空気がひんやりとしていました。また、どんなに忙しくても必ず10時、3時になったら休憩でした。体力や集中力の低下が事故のもとになるからです。
母は毎日、山程の饅頭や大福などを用意していました。工場で働く従業員のお茶菓子の為です。
そして大量の麦茶も作ります。水分補給、栄養補給、塩分補給をきちんと出来るよう、毎日必ず準備していました。
◇安全対策=健康を守る◇◆◇……・━━━…・┿
一方、従業員の皆さんは昼食後には昼寝をしていました。ほとんどの方が何十年も健康に勤められたのも、そうした配慮がされたからではないでしょうか。そんな我が家に出始めのエアコン、日立の『しろくま君』が取り付けられました。熟睡するためには必要だったのですね。小さな工場でしたが、安全対策の必要を子供ながらに感じていました。
◇迫り来る夏バテ◇◆◇……・━━━…・┿
分かっていても思わず「暑い!」と口にしてしまいますね。暑さに負けてしまうとお盆過ぎ頃からカラダに変調をきたします。毎日のダメージがボディーブローとなって効いてくるのです。疲れがひどく、気持ちがブルーになり、気力が無くなってきます。カラダにも変化が現れます。
だんだん浮腫(むく)んできて食欲が落ちてきます。
こうなると、秋の大会なんてどうでもいいや、と思ってしまうほど落ち込むのです。
◇暑い時には塩◇◆◇……・━━━…・┿
父の工場のように、暑さ対策として、栄養・水分・休養をとれるよう準備をして練習に臨んで下さい。中でも塩分補給は欠かせません。スイカに塩をふって食べる人も多いことでしょう。
汗で失われた塩分やミネラルの補給に必要なのです。スイカにはカリウムが豊富ですし、塩をふればナトリウムが十分に補えます。「今日も暑くなりそうだなぁ」と思ったら、練習前後に水分補給時に塩をひとつまみなめて下さい。それだけでスタミナが違ってきますヨ。
◇塩が苦手な人に◇◆◇……・━━━…・┿
暑さ対策に塩は絶対に必要な栄養です。熱中症や低ナトリウム血症などの危険にも対処出来ますから、いつも塩を用意しておくと安心です。そうそう、お弁当は「梅干し入り塩むすび」にすると塩をなめる代わりになりますね。料理にも天然塩(海水塩や岩塩など)を使うとミネラル豊富になります。そして、何と言ってもお勧めなのは、セリアロブ。沖縄海水塩をバランス良く配合していますから、夏の練習前後に一粒ずつ摂るとミネラルバランスが整います。塩辛いのは苦手、という人にはとても便利です。
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暑い日中に身体を使って働いていたら、大量の汗もかきますし、疲れ方もハンパではないでしょうね。
工事現場では、日陰で休んでいる方もよく見かけます。
毎日続けるには、やはりそれなりの健康管理があって、塩分を摂る事は当然のようにして習慣づけられていたんですね。
私もこれからは水には塩を少し加えて飲む様にしま〜す。
★山根氏のつぶやき☆★──────────────────────────────────☆
親しい陸上部の先生がサロマ湖100キロに出場されました。高校の先輩でもあり、しかも化学の先生だけに栄養についても考えが共通しています。ですから、レース中も水と塩分補給を欠かさなかったそうで、見事無事完走されました。
当日はお天気に恵まれて北海道としては暖かだったためにリタイヤする人が続出したそうです。
スポーツドリンクを過信して飲み過ぎたことにも一因があったのではと想像しています。
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スポーツドリンクの飲み過ぎは良く無いと、いつかのセリア通信にも書いてありました。
意外に糖分が多く含まれているんですよね・・・それで思い出したのが「大福餅症候群」です。
国際大会のマラソンで、スタミナ源として大福餅を食べ過ぎて、不調になった選手がいましたっけ。
何事もバランスが大切で、過ぎたるは及ばざるがごとし、です。
皆さんも「これは○○に良い」と聞いたからといって、盲目的にそればかりを食べたり飲んだりしないように気をつけて下さいね。
それでは、また来週までお元気で。
早くも夏バテなどしないようにねっ!
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