【 セリア通信 vol.133 】 貧血の目印《3》寝起きがつらい?

2010年3月16日

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皆さん、こんにちは。

ようやくウグイスの声が聴けるようになりました。

でも、まだまだ下手っぴです。何度も練習して上手くなっていくことでしょう。

皆さんはどんな春を迎えられそうですか?


暖かくなってくると、何だか眠たいですよね。

(一緒にするなって? え〜っ、私だけなの?)

今までは温かい布団から抜け出す事が出来なくて困りましたが、最近は昼間でも眠い・・・困ったモノです。(でも貧血ではないんですよ)

今週は「寝起き」の話です。スポーツ選手に朝練はつきもの。

早起きは得意と思いきや、そうでもないようです。

寝起きが悪いのには何か原因があるようですよ・・・それを改善すれば・・・

アナタにも爽やかな朝がやって来る! という訳で、早速読んでみましょう。


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│"ー"│ 貧血の目印《3》寝起きがつらい?
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◇光に反応するカラダ◇◆◇……・━━━…・┿

遠くから通学している皆さんは、朝練があれば、4〜5時起きも珍しくはありません。

私も高校時代は星空を仰ぎ見ながら自転車を漕いだものでした。ようやく春の気配と共に、夜明けも少しずつ早まってきました。まだ薄暗い朝靄に包まれていますが、気持ち良いものです。

不思議なもので、人は光を感じるだけで気持ちもカラダも活動的になります。

◇太古の昔から◇◆◇……・━━━…・┿

光に刺激されると体内で変化が起こります。「朝だ、起きろ!」と指示されるのです。まず、脳が覚醒します。

次にいよいよカラダを動かす準備に入ります。心臓を活発にしたり、排泄を促したり、食欲を湧かせたり・・・。

大昔は夜明けと共に起き、すぐに狩りや収穫などに出掛けなければなりませんでした。人は太古の昔から、光によって、朝は起きるものだと覚え込まされてきたのです。

◇自律神経系はカラダのスイッチ◇◆◇……・━━━…・┿

起きたらすぐに「働くカラダ」になるよう、自律神経系や内分泌系が様々な合図を送ります。自律神経系はカラダの状態や変化を管理操作するスイッチだと考えて下さい。この操作を誤ると「起きても眠い、だるい」などの症状を招きます。内分泌系は自律神経系の指令の下、実際に変化を起こさせる係官だと考えて下さい。

係官は実行部隊ですから、数が不足していたり、仕事をサボると、速やかに調整できなくなります。

◇ストレスの影響◇◆◇……・━━━…・┿

寝起きの悪い人や、起きてもボーッとしている人は、自律神経系や内分泌系の働きが鈍くなっていることが考えられます。生活が乱れ、ストレスを抱えている人によく見られます。精神面が大きく影響するのです。

競技や学校生活に嫌気がさしたり、目標や夢が薄らいでしまうと、生活が乱れがちになり、自律神経系をも乱すのです。嫌々やっているとカラダに負担を与えてしまうのですね。先日、ある監督も、新入生説明会で「朝は起こされるのではなく、自ら起きるように」と話されていました。

◇低血圧や貧血を改善しよう◇◆◇……・━━━…・┿

「寝起きが悪いのは低血圧や貧血だから・・」という女性選手の話をよく耳にします。それも否定できませんが、低血圧や貧血の原因を考える人は案外少ないようです。これらも自律神経系や内分泌系の働きが鈍くなっている結果です。体重を気にしすぎるあまりに無理なダイエットをしていませんか。栄養バランスを崩していると体内の栄養を調整している自律神経系に過度なストレスがかかります。また、内分泌系(ホルモン)にとって、栄養不足は死活問題。栄養がなければホルモンは作りようもありません。

◇ホルモンの働き◇◆◇……・━━━…・┿

血液を造るには内分泌系の働きが不可欠です。タンパク質・鉄分・ビタミンB群・水分など、様々な材料から造られますが、それを促しているのが成長ホルモンです。間違ったダイエットで脂肪を全く摂らなかった場合、ホルモンにも異常をきたします。実行部隊が少ないと働きも減る訳です。同じように丈夫な筋肉や骨を造るのにもホルモンが必要なのです。

◇寝起きは健康のバロメータ◇◆◇……・━━━…・┿

「起きてすぐに元気」というのが健康のバロメータ。起きるのが苦手な人は、規則正しい生活をまず身に付けましょう。それでも変わらない人は、内分泌系の働きに注目してみましょう。生理不順や無月経、貧血・故障がちの人は、内分泌系の働きが不十分だと考えられますから、食事の栄養バランスを見直して下さい。

まして、脂肪を適度に摂らない人は回復が困難です。少なくとも卵や乳製品は毎日摂るように心がけて下さいね。

これらに含まれる脂肪は、大人のカラダを造る思春期には欠かせない栄養であり、命を守る脂肪です。

ホルモンバランスを整えるだけで故障や貧血が改善された例は数多く報告されています。

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ホルモンバランスってなかなか分かりづらいですよね。

でも、カラダがきちんと機能する為には不可欠なものなんですね。

太るから脂肪は絶対とらない、なんて思い込むのは危険な事で、脂肪がなかったら機能しない部分が沢山あるのです。

そもそも、カラダの中で起こっている事なんて、目に見えないから、分からなくても仕方ないんですけど、だからこそ、正しい知識を持つことで「こうしたらこうなるはず」と想像しなきゃいけないんだと思います。

正しい事をしていれば、必ず成果があらわれるものです。

セリア通信を読んで、カラダの自己管理ができる選手になりましょう!


★山根氏のつぶやき☆★──────────────────────────────────☆

大阪の甥っ子が中学を卒業した。「人の子供は育つのが早い」とはよく言ったものだ。

目が合うと泣き出していた幼い頃がつい昨日のように思われる。育てる苦労を知らない私はいい加減なものだ。それにしても大阪のど真ん中に育ち、進学先も大阪のど真ん中の上宮高校。

どんな大人に育つやら。身内に関西人がいることだけでも何だか嬉しいのだが。

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山根さんが作った甘い卵焼きを吐き出した、というあの甥っ子さんですね?(笑)

今や、関西人のユーモアが日本を支えている、と言っても過言ではありません。

関西人に学んで、皆さんも仲間を笑いの渦に巻き込みましょう。

ほなら来週また会いまひょ。 (注 : 大阪弁変換プログラム使用)


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