2008年12月9日
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グンと冷え込む日が多くなって来ました。
皆さん、風邪など引いていませんか?
七日の日曜日には、我がいすみ市で「いすみ健康マラソン」が開催されました。
記念すべき第一回大会に、なんと3000人以上のエントリーがあったそうです。
普段は淋しい駅が人でごった返したとのこと。
キリリと晴れた青空の下、皆さん、楽しそうに走っていました。
山根さんは・・・?ハーフマラソンを無事に完走。
どんな手応えだったかは、御本人に訊いて下され。(笑)
さて、駅伝の本番はこれからですね。
トレーニングの成果を遺憾なく発揮する為にもこんなはずじゃなかった・・・なんていうトラブルを避けたいものです。
今日は山根さんがそのためのアドバイスをして下さいますから、
よ〜く頭に入れて、本番直前まで油断をしないようにお願いします。
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│"ー"│ アクシデントを防ぐ
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◇大舞台を前に◇◆◇……・━━━…・┿
昨年、高校駅伝県大会において1区のエースが脱水症状を起こし、救急車で運ばれました。偶然にもその様子を目の当たりにしたので、冬のレース・駅伝でも脱水や熱中症には十分注意するよう、セリア通信でも呼びかけました。
青春を賭けた二度と無い大舞台。タスキの重さも相まって、緊張は最高潮に達していることでしょう。
選手諸君の姿は一人前のように見えても、精神的にも肉体的にもまだまだ成長途中です。
過緊張から思わぬアクシデントに見舞われることも珍しくありません。
明日は我が身、試合前のコンディショニングには細心の注意を払って下さい。
ましてや都大路を控えた皆さんは十分に気をつけて下さい。
◇今年もトラブル続発◇◆◇……・━━━…・┿
今年も地方大会でのトラブルに何度も遭遇しました。熱中症、脱水症状、過呼吸、疲労骨折等々、挙げたら切りがありません。
皆さんも正月の箱根駅伝でそうした場面を観たことがあるでしょう。
お茶の間なら平気で観ていられることも、関係者や御家族の皆さんにとっては、痛ましく辛い出来事です。
倒れた選手に付き添った経験がありますが、倒れてなお、タスキの行方を心配し、悲痛な叫びを上げているのです。
テレビ局は視聴率を上げるため、アクシデントを歓迎している向きがあります。
メディアは興味本位の放送を慎んで頂きたいものです。
◇失敗しない考え方と行動◇◆◇……・━━━…・┿
第一線の競技選手は普段からコンディショニングにも気を遣っているからこそ、実力が発揮できるのです。アクシデントで悲劇のヒーローになってしまった選手達の多くは、決して充実した競技生活を送れていないのが実状です。失敗は単なる偶然ではないのです。その人の考えや行動が失敗を招いているのであり、必然の結果だと私は考えます。
◇下痢、感染を防ぐ◇◆◇……・━━━…・┿
大勝負を控えている人も、来年のシーズンに向けて新たなスタートを切った人も、この冬はとても大事ですね。風邪や故障で休んでいる暇はありません。先日も中学校駅伝の宿舎でノロウイルスによる集団感染があり、出場辞退が相次いだと報道されました。現地の宿舎に入ってからも注意が必要です。
レース中に発生するトラブルで最も多いのが下痢による脱水症状です。
食べ物にも十分気をつける必要があるのです。
◆◇ノロウイルスに関するQ&A◇◆ 厚生労働省ホームページより
http://www.mhlw.go.jp/topics/syokuchu/kanren/yobou/040204-1.html#03
ではここで気をつけるべきポイントを紹介しましょう。
◇◆うがい、手洗いをこまめに行う
これは言うまでもありませんね。男子は意外に出来ていないのではないでしょうか。
マネージャーの皆さん、確認をお願いしますね。
◇◆火を通したものを食べる
食中毒や下痢のほとんどが、ナマものを食べた事が原因です。
ここ一番というときには、あらかじめメニューから外してもらうか、箸をつけないようにしましょう。
◇◆食べ慣れないものは口にしない
大会前は勇気を持って残す事も大切です。口慣れないものでお腹を壊す怖れがあるからです。ちなみに私はエビ・カニなどの甲殻類を食べるとアレルギーが出るので避けています。また、牛乳に含まれる乳糖やネギ・ニンニクなどに含まれる硫化アリルに弱いので食べないようにしています。
◇◆ビタミンCを積極的に摂る
栄養の吸収を助けたり、ストレスからカラダを守るばかりか、抵抗体力を強化してくれる栄養素です。
◇◆リラックスタイムをつくる
過度な緊張はカラダを衰弱させます。消化器官、特に小腸の働きが悪くなり、食べなくても下痢を起こすこともあるのです。気持ちにメリハリをつけて、自由時間は出来るだけリラックス出来るようにしましょう。
さあ、大会まであと少しです。読者の皆さんの活躍を祈っております。
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神経質になるのと、細心の注意を払うのとは、違いますよね。
注意を払っておけば、余計なピリピリ感はなくなるかもしれません。
精神状態が普通でないと、正しい判断が下せません。
判断しかねる事があったら、すぐ指導者に相談して下さいね。
我慢したり、早まったりするのは禁物ですから。
★山根氏のつぶやき☆★──────────────────────────────────☆
今、ニューイヤー駅伝や箱根駅伝を控えたチームがいすみに集結しています。
春の強化合宿と違ってどのチームも出場登録選手の20名ほどでしょうか。
シーエフ社に程近い1周約8キロの周回コースを集団で走り抜けています。
やはり、このレベルの選手の脚は違いますね。彫刻刀で掘ったかのような筋が際立って見えます。胸にチーム名が入っていても、地元のお年寄りには分からない、そんな目にも留まらぬ速さで走り去る姿はやはり格好イイですね。
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競技者の走りは明らかに違います。まるで重力がないかと思うほど軽快で、見ているだけでも爽快感があります。
そんな走りを目にした後は、自分もそんな風に走れるような気がしますが、それが勘違いだという事にすぐ気づかされます。(泣)
その差は途方もなく大きいのでした。
人が走る姿は、見る人に元気を与えます。
ですから皆さんも、人の為だと思って走って下さいね。
GOOD LUCK !!!
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