【 セリア通信vol.47 】夏の冷え性対策

2008年7月22日

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関東地方、やっと梅雨が明けました!

もっと前に明けてたんでしょうね・・・ホントは。(笑)


いよいよ暑さも本番です。えっ?もう夏バテ気味?それはマズイですねぇ。

しっかりセリア通信を読なきゃダメですヨ。


暑さ対策ばかりに気をとられていたら、意外や意外、冷房による冷え性、というのもこの時期の悩みとしてあるんですね。

確かに私も冷房の効き過ぎた部屋にいると、気分が悪くなってしまいます。

暑い屋外と冷えた室内、おの温度差の激しい場所を行き来していたら、カラダが戸惑ってしまうのも当然です。


そんな悩みを抱えるアナタに、

そして、そんな事を気にも留めていなかったアナタにも、今日の山根さんの話を、よ〜く読んで欲しいと思います!


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│"ー"│夏の冷え性対策
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関東地方では真夏日が一週間も続きました。暑さ対策について、これまで色々御紹介してきましたが、如何だったでしょうか。とにかく油断は禁物です。

暑さに打ちのめされないよう準備してトレーニングに臨みましょう。


この週末から避暑地での第一次合宿に臨む高校生諸君も多い事でしょう。

環境が変わると何が起こるか分かりません。慣れない一年生の準備不足も心配です。

上級生諸君は新人の分まで考えて荷造りして下さいね。私も学生時代、後輩の分まで着替えを持っていきました。人より大荷物でしたが、これが結構役に立ちましたよ。


空気の薄い高地、いきなりそんな環境に置かれて、腹痛を起こすケースが多々あります。

十分にウォーミングアップをしないと肝臓などでうっ血を起こしやすくなるそうです。

練習時間には余裕を持って集合し、アップを十分に行って下さい。


さて、そろそろ本題に入りましょう。この猛暑の中、意外にも「冷え性」に悩む選手からの相談が多く寄せられます。そもそも長距離の人たちには冷え性が多いのです。

冷房の効いた室内にいることで血行が悪くなり、頭痛や肩こり、手足の冷え、食欲不振、睡眠不足などを引き起こしています。

真っ黒に日焼けした人が多い中で、青白く透き通るような肌をしている選手を見かけます。

一年を通して冷え性の人もいるでしょうし、早くも夏バテになっているケースもあるでしょう。

今日はこうした人たちへの対策を考えてみましょう。

◇塩分をしっかり摂ろう◇◆◇……・━━━…・┿

筋肉が代謝しエネルギーを作り出すには様々な栄養が必要です。そのスイッチの働きを担っているのがナトリウムやカリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルです。

それらの微妙なバランスが保たれている時、初めて脳からの指令がカラダの隅々まで行き届きます。

水分補給をしても、塩分やミネラルの補給が足りないと、血液や細胞中のミネラルバランスが崩れてしまいます。

そうなるとカラダを動かし、代謝を促進し、体温を保持したくても、脳からの指令が伝わらず、途中で中止してしまう可能性があります。

水分補給と同時に塩分補給も必ず行って下さいね。

夏野菜に粗塩を振って食べると美味しいのも、塩分の必要性をカラダが感じているからではないでしょうか。

◇ビタミンB群をしっかり摂ろう◇◆◇……・━━━…・┿

エネルギーを作り出す際に最も大切な栄養の一つがビタミンB群です。

スポーツドリンクやジュースにアイス、果物などは、夏には欠かせないものですが、糖質を摂りすぎてしまうとビタミンB群を消耗しカラダがどんどん冷えてしまいます。

適量ならば、糖質そのものがエネルギー源になりますが、摂り過ぎはカラダを冷やします。

大量のスポーツドリンクは糖質の摂り過ぎを招きますのでくれぐれも注意して下さいね。

一日中ひっきりなしに飲まないことです。

ビタミンB群不足の人は、疲れた時にスネやくるぶしがむくんで、ブヨブヨになってることがあります。

また、冷房の効きた室内では、首筋が冷え、肩が凝ったりします。

「豚肉の冷しゃぶ」は夏の定番メニューですが、美味しいと感じるのは口当たりの良さだけではありません。豚肉に多く含まれるビタミンB群をカラダが欲しているからなのです。

豚肉のタンパク質にカラダの保温効果があることも、重要な一面です。

季節の食べ物は科学的根拠に裏付けられていることが多いのです。

◇夏野菜には粗塩を◇◆◇……・━━━…・┿

熱中症や冷え性をカラダの内部から回復させるには、やはり栄養摂取が一番です。

夏野菜に粗塩を振って豪快にかぶりつく、これはカラダにも美味しい訳です。

トマト、キュウリ、ナス、etc・・・私の大好きなインゲンや枝豆などにも粗塩を振って食べれば、暑さや冷え性への対策にもなるでしょう。

さらにバランスを整えるにはサプリメントを賢く上手に利用することです。

冷え性で体調を崩さないように食べる物から気を配って下さいね。

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夏野菜は基本的にカラダを冷やす陰性だと言われていますが、適度な油や塩分と一緒に食べれば、冷え性の方にも安心なんですね。

山根さんは日頃から、ビタミンB群の不足への警鐘を鳴らしています。

いくらエネルギーやミネラルを摂っても、ビタミンBが足りないとカラダの中で機能しないのだと。

色んな栄養素がバランスをとりあいながら、

カラダの中で機能を発揮し、カラダの組織となっていくんですね。

う〜ん、奥が深いです。



★山根氏のつぶやき☆★──────────────────────────────────☆

球音が各地から響いてきていますね。今では野球に縁のない生活をしていますし、大切な野球への想いは心の奥にそっとしまい込んでいるので、高校野球はほとんど見ません。

伝え聞くニュースにただ何となく青春時代を懐かしく思い出すくらいでしょうか。

夏の大会も今年で90回を数えるのだそうです。僕らの頃はちょうど60回大会。あれから30年。

そう思うと感慨深いものがあります。

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遠い目をしている山根さんを想像してしまいました。(笑)

素晴らしい青春の日々だったんですね・・・あ、今も青春ですか。失礼しました〜。


まさに青春真っ只中の皆さん、頑張れる自分になる為にも、心身共に健康であれ!

私達も応援しています。


ではでは、皆さんにとって熱い夏になる事を祈っています。

また来週まで御元気で。


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