2008年5月8日
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先日、アゲハチョウが飛んでいるのを見ました。
いよいよ本格的に暖かくなって来たんだな・・・と嬉しくなりました。
でも、庭のミカンの樹に卵を産みつけるんです。
これは全然嬉しくありません。
幼虫になって葉をバリバリ・・・放って置くと葉脈だけになっています。(涙)
だから可哀想ですけど、卵は取らせて頂いてます。
さてさて、皆さん、調子はいかがでしょうか?
最近、いくつかの質問が寄せられました。
食べ物の事やサプリメントについて、です。
今週は、それぞれの方に山根さんがお答えした内容から、皆さんにも参考になる事をここでも紹介して頂くことにしました。
あなた自身にも、あてはまる事があるかもしれません。
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│"ー"│食生活習慣を見直そう
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長距離選手から寄せられる相談の中でもっとも多いのは貧血やウエイトコントロールに関するものです。
「どうしたら痩せられるでしょうか」「貧血を繰り返してしまうのですが」
試合が間近に迫っている場合は対処療法をお伝えしたり、医師の診断にお任せしますが、基本的には食生活習慣を見直すこと、とお答えしています。
つまり、貧血やウエイトオーバーは体質が原因ではなく、食生活習慣が招いているのです。
そこを見逃しては根本的な解決には至りません。問題点を把握し、改善すること。
それが目的の達成への第一歩なのではないでしょうか。
そこで、参考にして頂きたい過去の例をご紹介します。
◇コンビニのない合宿◇◆◇……・━━━…・┿
某有名チームでの話です。寮の食事を残す学生が後を絶ちませんでした。栄養士が必死に考え、賄いさんが愛情込めて作った食事が残飯になってしまう・・・
心を痛めた監督さんは考えました。
コンビニも自動販売機も何も無い山奥の宿舎で合宿所に選んだのです。
驚いたことに、食事を残す学生は一人もいなくなりました。それどころか、おかわりをする姿も。
みるみる元気になっていく選手たちを見て現代生活の病巣が分かったとお話されていました。
普段は寮から一歩外に出るとコンビニがあります。気の向くままに買い食いしていた結果、食事が食べられなくなっていたのです。
◇外食の怖さ◇◆◇……・━━━…・┿
将来を期待されて高校へ入学したものの、怪我や故障に苦しんで困っていた高3の選手がいました。彼の血液検査データに目を疑いました。血液がドロドロ状態だったのです。
食事調査の結果、その理由は昼食と間食にありました。
お弁当ではなく便利な学食を利用、カツカレー、天ぷらそば、唐揚げ定食、ラーメン、チャーハンの繰り返し。しかも、コンビニやハンバーガー店を頻繁に利用していたことが分かりました。
中学の全国チャンピオンでしたが、結局インターハイにも出場できませんでした。
ファーストフードやファミレスなどの外食産業では、調理済み加工食品を多く使用しています。
その結果、食事中の脂肪分が多くなり、血液まで油まみれになっていたのでした。
こうなると血流が悪く、細胞呼吸も出来にくくなり、運動に支障をきたす可能性があります。
◇基本に立ち返ろう◇◆◇……・━━━…・┿
ウエイトコントロールやコンディショニングアップの必要があるときは、まずアスリートにふさわしい食生活かどうか、見直しましょう。次の五点でまずチェックしてみて下さい。
・三食きちんと、家で調理した食事を食べているか。
・お昼はお弁当を用意しているか。
・外食、買い食いはしていないか。
・その日に必要な飲み物や練習前後の補食も考えて用意しているか。
・栄養のバランスがとれているか。
トレーニングの内容も大事ですが、いつ、何を、どれだけ、どのように食べるかがカラダ作りには大きく影響することを忘れないで欲しいと思います。
基本的な食生活習慣が身についたら、自然とカラダは研ぎ澄まされていきます。
もし、それでも改善が見られなかったら、また、基本に立ち返って何が間違っているのかを考えることが大事なのです。安易に食事を抜いたり、偏った食事にするのは絶対に止めましょう。
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コンビニですか・・・買う物が無いので、私はほとんど行きません。
売っている食べ物は加工品がほとんどで、添加物が多いので怖いです。
ファミレスも近くにないし、マックもミスドもありません。
ですから、自分で作って食べるしかありません。(笑)
時間や手間を節約できても、不健康になるのでは意味がありません。
ましてやアスリートの皆さんは、体調の善し悪しが競技を左右するのですから、食生活を正さないのは、トレーニングを怠けるのと同じですね。
他人事だと思わずに、自分のカラダは自分で守り、育てましょう。
もちろん家族や友人の協力も必要ですヨ。
★山根氏のつぶやき☆★──────────────────────────────────☆
「試合はコートの外から始まっている。」
先日、プロテニス界に現役復帰したクルム伊達公子さんはテレビのインタビューにそう答えていました。若い選手たちがコンビニ食で済ませていたのを見てこれじゃ勝てないと思ったそうです。
中にはダイエットだからとはるさめを食べていた選手もいたとか。
「トレーニング後のカラダが何を求めているかを知らないようではアスリートではない」
自ら見本となろうと立ち上がった伊達選手の決意が並々ならぬものであることを、その研ぎ澄まされたカラダが言葉以上に物語っていました。
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キミちゃん、偉いですね〜。頭が下がります。
現役時代、死闘の末、ドイツのグラフ選手を破った、あの試合は忘れられません。
あ、私も一応、大学時代は硬式テニス部に所属してたんですよ。
実にのんきでゆる〜い競技生活でしたけど・・・
伊達さん効果で、若い選手達が燃えてくれるとイイですね。注目していきましょう。
それでは、皆さん、
美味しく正しく食べて、血液サラサラの元気なカラダを作りましょう!
質問などもドシドシお寄せ下さいね。お待ちしてま〜す。
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