上位入賞の呼び声も高く
色とりどりの花が美しく校舎に彩りを添えている。顧問の樋口先生は話して下さった「目標を持って競技に取組み、常に険しい道を選択し壁を乗り越えてゆくような逞しさを身につけて欲しいですね。たくさんの感動を体験すれば真の友情も生まれるでしょう」と。キャプテンの天野君をはじめ、畠山君、梶原君、山中君が積極的に練習を引っ張っている。駅伝シーズンには応援の横断幕がベランダを飾り、全校をあげて盛り上がるそうだ。今年は男女揃って上位入賞の呼び声も高く、練習にも熱が入っていた。今日のメニューは約七キロのペース走。三分四〇秒より若干速い走り出し。軽くAチームについて行った。が、三キロで敢え無く脱落。後続の集団を励ましつつ、ラスト二キロは再びAチームの畠山君と並走。「ラストがんばろう!」と声をかけたが又も敢え無く後塵を拝する結果となった。最後まで諦めない粘り強さが見事だ。が、悔しい。「今日はこの位にしといたる」の声が聞こえて来るようだった。明日があるさ明日がある・・・歌にもならない夕暮れ時だ。