別大優勝 二時間八分四五秒　おめでとう西田君
別府大分毎日マラソン優勝者　西田隆維さん　エスビー食品
・佐野日大高校時代は貧血との闘いながらも、インターハイ五〇〇〇に出場、全国高校駅伝は一区を務める。持ち前の明るさとノリの良さでキャプテンとしてチームを引っ張った。駒沢大学では精神的にも成長し、箱根優勝の立役者となった。冷静に自己分析し、焦りも気負いもない。「こいつは強くなる」と感じたのを覚えている。世界選手権、オリンピックと期待も膨らむが、結果に臆すること無く自身の走りをして欲しい。心からおめでとう。(伊)

年永昭人さん　現鹿児島女子高校教諭
・箱根駅伝で山梨学院大が二連覇を達成した当時、主務を務めながらも勉強を続け、教員採用試験に見事現役で合格。郷里鹿児島で陸上の指導を始めた。その活躍に期待を寄せていた。一昨年、岩手インターハイで真っ黒に日焼けした年永先生に再会。五〇〇〇決勝に出場した教え子を見守る姿は忘れられない。今年赴任した女子高で都大路を目指してチームづくりに頑張っている。新たな挑戦にエールを送ります。(山)

廣瀬愛和君　佐野日大高校三年
・中学、高校時代は貧血でほとんど走れなかった。それでもひたむきに練習を続けていた。血液検査の数値が安定した三年生の秋、驚くほど成長し、見事駅伝メンバーに選ばれ、都大路を駆け抜けた。この経験が必ず将来の競技生活の支えになるだろう。(伊)