筋肉は脂肪より断然重たい
いよいよトラックシーズンも始まり、試合の度にコンディションが気になる頃だと思います。たとえ調子が今一つでも焦る事はありません。無理をしたら故障に繋がりますから、徐々に上げていけば良いのです。ダイエットに取り組んでいる人も同じです。急激に体重を落としたり、トレーニングを増やすと、身体が驚いて変化に付いていけません。段階を踏んでいきましょう。余分な体脂肪はゆっくり長く身体を動かす有酸素運動で落とせましたね。今度は思い通りに身体を動かせる様、筋力をつけましょう。筋肉を使う事で脂肪の代謝も良くなりますので、一石二鳥です。筋トレと言ってもマシンを使わない手軽な事から始めるのが長続きのコツです。腹筋や背筋、スクワットなどはどこでも出来ますね。無理な体勢で行うと腰や背中を痛めますから気をつけて下さい。むやみに回数を増やしても効果はありません。筋肉は使った時に破壊され、休める事で再生されるからです。それを繰り返しながら徐々に鍛えられていくのです。自分は筋肉質なのか、ぽっちゃり型なのか、知っておく必要もあります。筋肉と骨は互いに支え合っているので、どちらかが強すぎても弱すぎても故障の原因になります。特に筋肉がつきにくい人は脂肪もつきやすいので、カルシウムをしっかり摂取して、まずは支えとなる丈夫な骨を作りましょう。筋肉がついてくると身体全体が締まって見えます。筋肉は脂肪より断然重たいので、見かけより体重は多めかもしれません。体重が軽くても疲れ過ぎていたり、貧血状態だと身体は重く感じられます。逆に体重が少し多めでも元気に走れる場合は、筋肉量が増えたと言えるのです。一概に体重で左右されてはいけません。食事では筋肉の原料となるタンパク質も不足しない様に気をつけましょう。ダイエットとは正しい食生活。それに毎日少しずつの運動をプラスすれば元気な身体になれること間違いなしです。
ミス・ダイエット
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