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皆さん、お元気ですか。
泥だらけで歩いていたら
農家のおじさんに笑われました。
「なんだ、野菜作っているんだ!?」
間引いた野菜を手にしていた姿が
可笑しかったようです。
そうですよね(笑)
いつも走っている姿しか
見られていなかったのですから。
◆◇本日のメニュー◇◆
1
時間と栄養 その4「タイミングと役割」
2 山内のなんでだろう【野菜を食べるわけ】
3
今週のアクション【腹八分】
大事なのは朝食、昼食、それとも夕食?
よくある質問にお答えします。
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時間と栄養 その4「タイミングと役割」
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*…*
◆体内時計のしくみ◆
私たちのカラダには時を刻む、体内時計が備わっています。
脳の「視交叉上核(しこうさじょうかく)」がおおもととなる親時計です。
この親時計の規則正しいリズムを支えているのが
体内の各所に備わっている数多の子時計です。
内臓、筋肉、血液などの活動リズムが
子時計となっているのです。
◆最適なタイミング◆
カラダの各組織(子時計)もまた、
脳(親時計)の刻むリズムと共に活動します。
これらはお互いに作用しながら一定のリズムを守っています。
脳は体組織の活動に適した時間に合わせて
活動を円滑にするホルモン分泌を促します。
起床・食事・活動・就寝などの行動には
最適なタイミングがあるのです。
◆朝の糖質でスイッチON◆
食事時間によって
栄養の代謝にも差が生じます。
ごはんやパンに多い炭水化物は朝、もっとも消費されます。
穀物に含まれるデンプンが子時計(消化器官)を動かすことによって
親時計(脳)から十分なホルモンが分泌されるからです。
それが指令となって他の組織をも活性化させます。
◆食事は朝と昼が大事◆
朝から昼頃にかけて
栄養素の消化吸収は
その活動のピークを迎えます。
さらに朝食と昼食時間を毎日同じ時間にすると
より円滑に活動するようになります。
食事時間を適当にしていると
ホルモン分泌などに影響し、
体内時計を狂わす原因になります。
3大栄養素、
体調を整える食物繊維、ビタミン、ミネラル類も
朝昼の食事でしっかり摂れるようにしましょう。
◆夕食は労りの食事で◆
夕方から夜にかけて
消化器官は休息に向います
そのためエネルギーとなる炭水化物や脂質の
消化吸収力も次第に低下します。
夕食でご飯を食べ過ぎると
苦しいのはそのためです。
夕食の役割はカラダの保守です。
1日の活動で傷んだ組織を回復させる
良質のタンパク質摂取が夕食の質を左右します。
主菜(メインディッシュ)が食卓に並ぶのはそのためですね。
消化吸収を助け、体調を整えるのが副菜の役目です。
カラダの修復・成長を促すビタミン、ミネラル類は必須です。
だから、夕食時のごはんは腹八分で抑えましょう。
摂り過ぎは余分な脂肪となるばかりか、
体内時計を乱しやすく、
体調を崩す原因になりかねません。
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山内のなんでだろう【野菜を食べるわけ】
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古くなった10円玉は錆ついています。
これは酸素と銅が化学反応(=酸化)したためです。
酸化が進むと錆ができて、
次第にはボロボロになってしまいます。
人間のカラダでも同じことが起きています。
体内に入ってきた酸素は他の分子と結びついて
「活性酸素」になるとカラダのあちこちを傷つけます。
それを防ぐために良い食材が野菜なのです。
野菜に豊富なビタミンCやβカロテンには
酸化を抑える「抗酸化作用」があります。
それにより、活性酸素からカラダを守ってくれるのです。
激しく呼吸するアスリートは
一般の人以上に野菜を食べましょう。
(山内)
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今週のアクション【腹八分】
:::
本文でもご紹介した通り、
夕食は腹八分がちょうど良いのです。
カラダのリズムを守って、
疲労を持ち越さず、
翌日元気に活動するためにも
あなたも今夜から実行してみましょう。
きっと明日からスッキリ目覚めるはずです!
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鳥の囀りが賑やかな朝は
眩いばかりの日の光が部屋に差し込んで来ます。
さぁ、今日も走りに行きましょう!
朝のうちに。
では、また来週。
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